刺繍草紙

logs

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

一千一秒物語

昨日は花村蔓月の話をしたが、どうも今日の月はおちゃらけ感が漂っていた。月は見るものの心を反映する代物だ。帰り道、上を見ると、○○生命と書かれたビル看板の上に、ちょっと斜めで小太りにふんぞり返って、人を小ばかにしたようなおつきさんが寝そべっていて、こちらを薄めで見やるとケケケケと笑っていた。


「アホかいな、お前は」みたいな


私はこのほど笑い死にしたいような気分なのだ。情けない気分の、癇癪晴らさず、今自分がこの世から消えたらどうなるか・・・という夢想にひたすら夜を過ごすみたいな馬鹿げた日常に見える月を総称して「アホかいな、お月さん」と私は呼んでいる。あぁ、そして今日もアホかいなおつきさんが浮かんでいる・・・。


レトルト内閣のブログ女王、松本氏が「今年のあなたの一字は何か」といった命題を記事におのせになっていたが、どうも今、自分を振返って「笑止!」といふ言葉がよくお似合いな気がする。(二字ではあるが・・)笑止ワンピで、とぼけ帽子で毎日ワルツりますか?いつまで・・・?。


もう一人のブログ姫、藤さんは「あのね、苦痛とか憂鬱が笑えてくるところに達することがレトルト内閣の到達点だと思うんですよね」みたいな笑えないことを仰っていたが・・・とするとそろそろゴールも近いのだろか・・・


稽古に行き、ひたすらノリについて口をとがらせる。こう見えても私の部屋からは毎朝ノリの練習をするためメトロノームが約30分もカッチン・コッチン鳴り響いているのだ。ある日、白色テロルのドラマーとベーシストにリズムが正しくないと言われ、変拍子で踊っていた私になんと言うことを!と激怒。速攻メトロノームを買いに行き、


それから、リズムをノリよく正確に打つ為にメトロノームの二、四拍子をひたすら打つことはや数ヶ月、ノリが悪いことに対する不快感と隣人のメトロノームノイローゼを生み出すにいたった。なんだかポテポテとヘロヘロしてる劇団員にアフリカン霊歌的ノリを培うべくことを使命にしたこのライブ公演。千里の道も一歩から・・・というがしかし、理想だけは舞い上がりEXILEを見て、ケミカルブラザーズ聞いて更なるエッジの効いた、クラブビートノリ研究にせいを出す。


何を書いているのやら分からなくなった。日本一の「月の詩人」を紹介する。

稲垣足穂氏「一千一秒物語」より


『ポケットの中の月』

ある夕方、お月様がポケットの中へ自分を入れて歩いていた。坂道で靴のひもがとけた 結ぼうとしてうつむくと ポケットの中からお月様が転がり出て、にわか雨にぬれたアスファルトの上をころころころころとどこまでもころがって行った お月様は追っかけたが お月様は加速度でころんでゆくので お月様とお月様との間隔が次第に遠くなった こうしてお月様はズーと下方の青い靄の中へ自分を見失ってしまった




トラックバックURL

http://shisyw.blog81.fc2.com/tb.php/91-1a14c4ae

この記事へのトラックバック

この記事へのコメント

コメント投稿フォーム

Paging Navigation

Navigations, etc.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。