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杉村春子

我が家にTVがやってきた。TVなんか無い方が想像力の世界に羽を伸ばせるではないか!なんて貧乏人の泣き言に甘んじていた自分であるが、そんなプアマドモアゼルを哀れんでか、心優しい天子みたいな方に、使い古しのテレビジョンを恵んでいただいた。泣かぬなら泣くまで待とうホトトギス。家康ガブリエル万歳。


早速、TVチャンネルを繰っていると美輪先生の番組が!しかも杉村春子特集を・・・。文学座旗揚げメンバーで戦時下を潜り抜け、死ぬ間際まで文学座を支え、主演女優として活躍した杉村春子。二人の夫の死に目にも舞台に立ち、若手劇団員が杉村が長く主演を取り続けることに講義して退去して出て行ったときも決して舞台に立つのをやめなかった。死ぬ間際まで次の台本を枕元に置いて読み続けた杉村春子。VTRで橋田すが子はこう語っていた。「今の若い人には決して真似出来ませんよ。辛いときもじっと押し殺して、先生からは恐ろしい気迫が漂っていました」


特別番組のテロップにはでっかく「生涯女優」


美輪先生はこう仰っていた「女優ってのはね、生まれた時から既婚者なんですよ。芝居と結婚しているの、だから添い遂げるしかないのよ」。杉村と幾度もドラマをともにした泉水ピン子は幾度も目を潤ませていた。(彼女はうるませている姿を見る方が多い気もするが・・・)とりわけて美人でも、演技がうまくもなかった杉村春子だけれども、杉村はうまくなかったから、美人でなかったから、うまくなろうとして、美人になろうとして、続けられたのだと言う。ピン子さんも決して上手くなかった、美人でなかった若い時代を振返っていた・・・


先生の言葉で記憶に残る言葉は何かと聞かれてピン子さんはこう答えていた

「はじめてしまったのだから、やめてはいけない。やめたら、はじめてしまったのがもったいないでしょ。1日たりとやめてはいけないのよ」


続けることほど難しいことはない・・・それは1日ごと微妙にでも前進する継続という意味で。

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