刺繍草紙

logs

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ピナバウシュ「フルムーン」

好きなもの

解釈を拒むもの。

答えが決して一つではないもの。

ちょびっとだけ怖いもの


好きな単語

「よりによって」「無責任」「支離滅裂」「酔いどれ」「それがどうした」「なんちゃって」「あ~、無理無理!」


ピナバウシュを見に行った。劇団員の藤を無理矢理拉致って・・・

「絶対面白いから」

といってはじまり

「チケット買ったから」

で強行突破して


そうして

「なんだかなぁ」

「それで、何?」

「ちょっと口笛吹いてみる?」

「昨日は絶望について、今日は幸福について考えてみました」

「衝動、飛沫、反動」

みたいなピナを見た。

それから、大変感動した。


現実的に言えば、高額のチケット代が全く惜しくなかったし、舞台を見て久々、麻薬を飲んだような気分になれた。瞬間、宇宙旅行できたのだから。

非現実的に言えば、不思議の国のアリスになれたし、孫悟空になれたし、眠れる森のお姫様になれた。



答えは要らないが拒絶はいるだろう。

指針は要らないが、彷徨いはいるだう。

何者にもならないが、演技はするんだろう。


「解釈を拒むもの」


常に、あらゆることは覆されるべきで、私達は何かを覆したくてうずうずしている。

靴箱にれんげ草、冷蔵庫に赤い櫛、テレビに蜂蜜バター


演劇とは「転覆」である。ビバ、ピナバウシュ!



※関西のアート筋が結集したこの公演。見たことのアル顔もちらほら、批評家連、ダンサー、演劇関係者。ラストはスタンディング。みなさま終わった後はトカゲが顔にはりついたようなにこやかな顔をしておりました。ネットで検索するともっとましな感想が出てくるはずです。でも、私は見てません。これを見たらなんだから他の人の感想なんてどうだっていいという気分になれたのです。


トラックバックURL

http://shisyw.blog81.fc2.com/tb.php/63-b06f1670

この記事へのトラックバック

この記事へのコメント

コメント投稿フォーム

Paging Navigation

Navigations, etc.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。