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若手の頑張り

先週末に初夏の出演する「ファンファーレ」、佐伯と山崎友梨の出演する集団&&&の公演も観に行った。前向きな意味で暫く小劇場から遠ざかろうと思い、映画とクラブ、ライブにしか行っていなかった。結局のところ、お洒落な美術館に行ったって、大型ライブに行ったって、どこへ行ったってちょっと地味で泥くさい笑いの中の関西小劇場出身である自分の姿を発見するのだから、どうせなら別の場所から発見したっていいんじゃないかと思う。とはいえ、メンバーがやることぐらいは観に行こうと思って都合して行った。

初夏の出演する「ファンファーレ」は音楽劇で、スケール的には大劇場に足をかけようというような感じ。各自の魅力や特技をうまく紡ぎあげた感じのショースタイルだった。初夏はとてもいい役をいただいていて、魅力も増していてそのことがただただ嬉しい。同じく大きい役といえば友梨も集団&&&で主演クラスの役を演じていて、同世代の俳優と演じるのが楽しかったのか生き生きとしていた。佐伯はどんどんと成長してゆき、頼もしい限りだ。こうして若い世代が勢い良くポーンと出てきて、力をつけてきたら、私なんぞそろそろ引退を考えなくてはいけないなと、苦笑。作品に必要なのは、深みのある技巧や、人間味溢れるドラマじゃなくて、一言で言えば「鮮烈さ」なんだと思う。

まぁ、明日は自分の「9」のイベントがあるので、緊張している。
「9」はリハーサル4回だけど、ずっとミュージシャンやパフォーマーと対話し続けた。「どういうものを作りたいか」、「即興とは何か」、イメージの統一、どんな楽器が必要か、どんなパフォーマーが必要か、ミュージシャンとパフォーマーの関係性…とか、こういうコアなイベントに否定的な周囲の意見や、冷たい態度もあったし、観客との関係性についても今一度考え直すきっかけになった。milklotusとやりとりしたメールをソートしたら相当量に達していて驚いた。二人とも器用な実務型ではないのだなと分かる。この膨大量のやり取りに自分を再発見したような気持ちでいる。

レトルトは合議的なグループで、何よりエンタテインメントで誰にも分かり易い、いわゆるテレビ的な表現を主眼においているところがある。アートということが主眼ではなく、要素でないと1000人動員を目指す作品には仕上がらない。・・もちろんそれは思い込みかもしれなく、政策的な問題なのかもしれないが。
いずれにせよ、どのような作品を作るにせよ、今若手が頑張っているような鮮烈な突撃ではなく、私はじりじりと後退の戦を展開しているのかもしれない…、ということを感じている。



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