刺繍草紙

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金色夜叉

いつもながら、多忙ピークに達する、音・照・映・舞のスタッフ打ち合わせが終った。
いつもより完成が遅い中で、厳しい打ち合わせになったけど、皆が、いつの間にか、以前よりずっとクリエイターで、互いの仕事に理解があり、プランやアイデアを持って舞台を創作しているのを見て、このメンバーが誇らしくあった。長年一緒で、よく喧嘩もし、ぶつかりもあるからこそ、信頼も多い。

帰りに淀川を渡る橋を歩いていると、川面に電車の車窓やらビルの窓やら、街灯やら、色んな光が落ちていた。上を見るとビルの間に月が懸かっている。金色夜叉の金とは、お金のことであるけれど、月の色のことでもある。

悲恋の話として、有名な金色夜叉。
恋とは、何が物狂おしいといって、思うままにならぬ我がこころほど狂おしいものはない。何もかも投げ打ってしまうほど自棄なのに、プライド一つで肝心な一言もいえない。顔で泣き、心で笑い、心で憎み、顔で笑う。思いは自分を離れ、沈み、浮かび、消え、現れ、やがてコントロールを失う。恋は自分だけに見える天国と、自分だけが知る地獄の間を死に物狂いに往来する。髪を振り乱して転ぶ必死の姿は、本人は決死であるのに、外から見れば単な滑稽茶番の物笑いか、時に醜い、時に有害物質。

貫一と宮の歩く、後悔で踏み固められた人生に、狂気の月一つ。ぞっとするほどの思いつめた二人の、または満枝を含めた3人のはるか頭上に見晴るかすのが、冷たい金の月というのが、なんとも怖い。
演出が感情を入れて稽古を見るのはよくないのですけど、時に貫一演じる、よしもとともしよの豊かな表現に、宮演じる、初夏の首筋が美しいのに、満枝演じる、福田の目が透き通るのに、間違いだらけの人生というのは、ああ、愚か。って溜息吐息になります・・・・。

これを見て、好きになった人のことなどを思い出してみてください。スタッフ、俳優が総力あげて、光と闇がチカチカする舞台を作ります。

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この記事へのコメント

とてつもなく楽しみにしていす。良い意味で裏切ってくれるお芝居が観たいです。大千秋楽に行きます。

  • 10/06/2012
  • みうら♪ ♦-
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♪熱海の海岸散歩するぅ~

♪貫一お宮の2人連れ~
♪にゅる!
三名さん、
この公演
楽しみのしています!!

新婚旅行は伊豆・熱海方面☆山しんじろう

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