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ここは長安

馬鹿者どもが夢のあと…三名です。レトルト内閣の一部メンバーで岐阜に行ってきました。

実は大学時代の後輩が詩吟界の家元なんです。
それで流派の40周年を祝賀する吟舞道大会に応援に行ったわけです。
詩吟というと芸能分野でも普段は縁遠い分野ですが、後輩のご縁あって何度か触れる機会があります。
主に漢詩を、時には日本の古い詩などを吟じながら、それにあわせて舞を舞ったりもするわけです。
舞台に朗々とした吟が染み入り、舞扇が胡蝶のようにひらひらする様は、着物や羽織袴などの衣装にあいまって、美しい空間を現出します。

私たちは長安の詩人たちをテーマにした詩を幾つか集めて一つの作品にした構成吟の幕間に演劇を挿入するということをやりました。「猿とドレス」があまりにも余裕のない公演だったので、色々な作業をほったらかしにしておりましたが、終演後、ようやくお借りしていた楊貴妃に関する文庫を手にし、唐の時代や李白や杜甫といった詩人を調べ、いただいていた構成台本を潤色しました。ついでに中国音階を調べながら長安の都の曲を作りました。

久々に舞扇を手にしてひとさしだけ舞いに加わりましたが、あまりの覚えの悪さに藤と初夏に怒られる始末で大変!前日の夜、ひたすらホテルで皆がすやすやする中、私とよしもとともしよだけが脳みそをしかりつけながら、舞と台詞に奮闘しておりました。旅行気分の初夏は先輩があっさり寝てしまったことにすっかり興ざめた感じでふくれながら布団に入っておりました。そういう所は初夏も若くて可愛らしいものです。

当日は卒業後、別の道に進んで俳優修行をしている岸本ちゃんが東京から駆けつけ、相変わらずの華、久々の舞台は感無量でした。私たちはおじいさんおばあさん仕様の、普段の3倍ぐらいスローな演技で演じ、福田が確実な演技で会場の笑いをかっさらっておりました。吉本が名演技で李白、川内が渋めの仲麻呂、藤が華やかな衣装で李白の妹、福田が杜甫、初夏が赤色金糸の衣装で鮮やかな楊貴妃、岸本ちゃんが玄宗皇帝、そして福田の古い仲間である野島さんが高力士の役をやりました。

家元である後輩の西脇関風は3代目にあたるのですが、亡くなった祖父の流祖、父である2代目の芸を背負い、脈々と続いていくことの重さに梨園世界を観るようで目頭が熱くなりました。

なんかぼや~とした三詩人・・・左から仲麻呂、杜甫、李白(川内・福田・吉本)人生とともにブレてる。
三詩人


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