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シネマトグラフ

愉快犯、不快犯、三名です。今年は怠けてあまり映画に触れませんでした…。そんな私ですが

今年の締めくくりに映画見ました。話題の「ノルウェイの森」。
春樹の作品だけに、受け取り手によって解釈や印象の異なるものを、忠実に再現出来るはずもないし、忠実ではないとがっかりするし…で多くを期待せず観にいったのですが、良かったです。ずっと微妙な鳥肌が立ってました。

カーフェイ監督を思わせるような独特のセンスが光る画面作り、音もハッとする使い方を何度もしていましたし、台詞読みも音に徹底してこだわっていた印象でした。

急く中に、押しとどめられている静けさ(客観)があって、そこからじんわりした憤りが溢れてくる青春がありました。恋は切ないが同居するような官能で表現されていて、見ていると、ずっと昔感じた何かを思い出しそうになる衝動に駆られました。苦しかったです。

松山ケンイチは、本から受ける主役の僕(ワタナベ)からすると、少し男前でお洒落すぎましたが、耐える、受ける、抗う…本質がワタナベそのもので、良かったです。何よりもミスキャストと考えられた菊池凛子の演技は本当に驚きました。共感できたのは菊池凛子が綺麗すぎなかったところです。透き通った感じでしたが、生々しくて、病人のように表情は歪んでいて、全霊で表現する姿に、すごい女優さんだ!と圧倒されました。自分が想像した直子ではないが、菊池の演じる直子に共感し打たれたので、そんなことは問題にならなかった。

というわけで押します。年末は「ノルウェイの森」を見てください。

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