刺繍草紙

logs

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ロープ

野田MAP

プロレスという枠組みをTVや映画と見立てて、それに世界で起きる戦争を映し出す。観客と実際の舞台の間におこる距離感、仕立て役者になっている観客、魂のあり方などを軸に問題が映し出される。他にも日本人の大きなものに流されていく姿、アジアという枠組みや、フィリピン人問題、移民問題、挙句日本人のキャラクター好きにまで批判の目(滑稽の目?)が向けられている。最後はソンミ村虐殺事件(を連想させるもの)へと焦点が集約されていく。主人公のノブナガは理由ある暴力でヒーローに祭り上げられ、されにそれを過激に演出するマスコミに踊らされ、当事者も訳がわからないままエスカレートし、黒幕のユダヤ陣によりさらに過激に発展する。マスクをかぶり人物の名前が分からなくなれば人は安心して人を殺す。殺されないために殺すという理屈。野田秀樹は演劇というサイドから世界に果たすべき責任について行動できる数少ない演劇人だ。

21世紀を憂える戯曲集21世紀を憂える戯曲集
(2007/11)
野田 秀樹

商品詳細を見る

トラックバックURL

http://shisyw.blog81.fc2.com/tb.php/302-9f09d080

この記事へのトラックバック

この記事へのコメント

コメント投稿フォーム

Paging Navigation

Navigations, etc.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。