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家・・・世の果ての あるいは≪少女と犬≫型都市を記述する試み

如月小春


序章 暗い倉庫で少女に会う男、すきっ腹に食べ物を入れると声がする。「このまんまじゃあ、まるで駄目だ!」、そして「スーパー不夜城」の風景が浮かび上がる。五郎と百合子が愛を交わしている。

1章 
ありきたりの少女、はな子と愛犬ブラッキーがスーパー不夜城へ買い物へ出かける。そこへ小売店アンドロイドの猫河原、犬屋敷、猿ヶ島がやってきて自らの店の肉を購入するよう迫る。押し問答の中に突然ママがあわられせんべいをすすめながら会話に加わる。ふぃに場面は暗い倉庫に戻り少女と猫河原。猫河原はまた寝入ってしまい夢で宴会をしている。五郎と猫河原の妻百合子が愛を交わすアパート。そこへちり紙交換がやってきて亭主とトイレットペーパーを交換するように勧める。猫河原が帰ってきて五郎と鉢合わせる。五郎は「百合子と五郎の情事を垣間見ながら塚の間の平凡がやぶられる苦痛を楽しんだのだのだ」と猫河原を責める。百合子はそれを聞いて憤り、五郎と家を出る。
遠くでスーパー不夜城の店員が怒るための薬「怒リンゴ」を売っている。「家の果の」という文句ではじまる「原始的な生活」の広告が読み上げられる。

小景 
はな子を探してあちこち電話をかけるママ、全ての電話はスーパー不夜城に繋がる。

第二章
はな子とブラッキー、猿が島、犬屋敷、猫河原一同が「最果ての家を探している。途中にブラッキーがハグレ、なぜか猿が島と犬屋敷が何者かに吊るされる。五郎と百合子は「最果ての家」で暮らしている。百合子は都会と比べあまりの静かなこの家にノイローゼになってくる。衰弱する百合子に吾郎は一変、スーパー不夜城の店員となりそして忠実な他人(アンドロイド)になる。リアリティ溢れる現代の悲劇を演じる百合子を近所の人々が観察している。そこへ猫河原が百合子を連れ戻しに来る。

終章
倉庫で夢から覚める猫河原。近所の人がはけていく。そこへ吾郎がやってきて少女を食肉にしようとやってくる、倉庫は巨大な冷凍庫になり冷気が立ち込める。凍ってしまった少女や百合子、犬が島、ブランキーら。猫河原は客席に向って朗々と話しかける。この大きなふしあなをもってしてもやりすごすことの出来ない変色について、お前を守るためにお前の肉を一口欲しいのだと。シアワセなろう・・・と少女と猫河原。

少女はギクシャクと起き上がり話す。
少女 「ソレハ ユルギナキ 全体、絶対的ナ広ガリヲ持チ 把握ヲ許サズ・・・息ヅキ 疲レ 蹴落シ。
・・・・・・・・・・・・・・・・」

坂本龍一と如月小春のコラボ楽曲



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