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先日のお稽古

先日の稽古「フリーエチュード」(自ら課題のキャラクターを選び、二人一組ペアで即興芝居を行う)に、チビ・デブ・禿おやじというキャラクターを選び挑戦した、若干23歳の正統派美人女優(を目指す)藤京子さん。ちなみにこの難解な課題に挑戦したのはひとえにペアを組んだ女王女優、日和が「私、自分の演技の限界に挑戦したいの!お願い。」と言ったせいらしい。(何の限界だろう・・・?)

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親切な藤さんはその日から日和の演技の限界?に協力すべく電車で寝ているオヤジの傍等に近づき果敢に観察を続けること一週間。そして当日、日和は演技の限界どころか、体力の限界(しかもそこらへんの流行風邪)に負けてダウン。特に相方に知らせるわけでもなく、突如、日和の欠席を知った藤は王子動物園のラクダのような目をする。

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律儀に一人はげ親父を演じる彼女。パートナーを失ったため、適当に「やり手女編集長と若手編集員のエチュード」グループに投げ込まれ、チビ・デブ・ハゲに加え編集員という課題まで課せられる。「いやぁ、原稿落としちゃって」っとガリ股で頭を掻く一応正統派美人女優(を目指す)藤京子。俳優陣営に「やはりチビ・デブ・ハゲの要素を出すには汗だよね」などと注意をうけ、「そうですよね」と熱心に頷く姿が哀れを誘う。演出からは「わたしの美しい芝居にチビ・デブ・ハゲの親父は出てこない」などという根本的文句を言われ、無言にて答える辺りが恐い。

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ちなみにうちの劇団には女優が三人いる

一人は新人の癖に振る舞いだけは一流の大女優。一人はその貫禄に怖くて誰も文句を言えない女王女優。残る一人は一番古株なのに後輩二人に立場を奪われたため体面を保つために名乗っている実力派女優。三人の女優陣営の面倒を見るのは大変であるが、演出の三名も我侭女のため、当劇団における男性俳優は全て下僕で役割は奉仕となっている。

・・・・。だけど、次回公演の主役はおかまちゃん!いよいよ当劇団には男優の花咲く時が来る!という涙の楽観的予想が男優陣の中でなされているのである

レトルトHP→http://www.retoruto.com/


関係ないけど・・・

『役に扮するということを、私はときどき絵を描く作業になぞらえてかんがえることがあるんですが、花なら花をいかにも花らしく似せて描くんじゃないんですね。絵描きの目に見えた花が描かれる。だからその絵には、画家の技術はもちろんのこと、その人生や生活、ものを見る目、ひいては人間や社会についての考え方、つまり思想といえるようなものまでそこにあらわれてしまう。俳優の演技も同じだと思います。 』                             

?(山本安英 女優という仕事  より)


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