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Kraftwerkが好き

私の知る限り中津の伽羅という古本屋はこの辺りでは髄一の素晴らしい品揃えだ。ふと入ってその趣味に仰天、特集は「月」に関する本、レアな「星の王子様」の分析本がある。漫画は手塚、媒図、つげ。音楽は今はなきWAVE、芸術新潮に夜想、単行本は中沢、渋澤、三島、洋書はO嬢からオースター詩集、バロウズ・・・・狭い店内だけに厳選された本棚の素晴らしいセンスに感涙。こうして2時間近くも粘ってしまった。


その古本屋で97年3月号のレコード・コレクターズを買ってきた。その号はクラフトワーク特集。すっかり忘れていたけれどクラフトワークが好きだ。久々に聞いたらやっぱり古いけれどもクール。


所謂「テクノ・ポップ」、ピコピコサウンドの先駆け。最近また昔みたいな温かいピコピコ音が注目されたり初音ミクみたいなやわらか電子音が愛されたりしている、が全てこのクラフトワークをルーツとしている。


クラフトワークはドイツ西部で70年に結成。「発電所」の意味で当初はジャーマン・プログレ一派として紹介されたらしい。これのどこがプログレなのか謎だが・・・当初のドイツ音楽には様々な音楽語法や思想が流入していた。ミュージック・セリエルやシュトックハウゼン、ケイジ、ラ・モンテ・ヤング・フリージャズそしてドイツは東西ドイツ分裂という歴史的悲劇を抱えていた。彼らはこういった環境の中でラルフ・ヒュッターとシュナイダーの二人は知り合い、新しい音楽を生み出していった。2枚目のアルバムでドラマーが抜けた後を補ったために、温かみのあるドラムマシーが投入、74年「アウトバーン」でインダストリアルでマシナリーな音楽を堅固にした。トレードマークのアウトバーン、何をやっているか良くわからないライブ、音楽家ではないとの自称、こういったクールさ、そしてその先鋭音楽が世界中のミュージシャンに影響を与える存在となったのだ。


ちなみにデヴィット・ボーイはクラフトワークのコンサートで前3列を買い占めたらしい。さすが。というわけで久々の音楽テーマでした。そうして古本、万歳。

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