刺繍草紙

logs

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

あいのうた

そうして俺はそのときもうすでに駄目だった

おさえてはいたんだけどね、

真夜中過ぎには、狂いだしたんだよ

愛しい人


目玉が白目を剥いて飛び出ると、なんと脳髄がしきりに軋み出し、

耳から鼻から首筋から、妙な御液体まで溢れてお出ましになったんだ

それがくっきりと感じたんだよ、 たった一人、愛した人

午前零時、唇は狂ったマナコを咥えて、下腹部砕いて、血液色の夜だから

そうして一人 


「俺が地獄だ!」「俺が地獄だ!」


のたうち回るほどの・・・悦楽シンフォニー・・・今日は俺のフランス革命で


これは・・あなたにささげるあいのうたです


隣で寝ていた太った女が裸のまま飛び起きて、

白豚、無様もいい格好で、亡霊のようにゆらゆらと俺を揺さぶるから

俺はそのまま女の首を絞めて、傾いでゆくこの世界えもゆわれず、君は永遠にきれい

本当だよ。僕はあなたに嘘などついたことがない。


そうして俺、「地獄だ!」「俺は地獄だ!」って叫びながら

君を思うよ・・・涙・・・涙・・

君を思っているよ・・・涙・・涙・・

今日は少し冷えるね あなたがくしゃみなどしないかどうか心配だ


反吐に変わりゆく神経を集中させるべく、舌でタップを踏んでみたのよ・・、唾はいて、ゲロゲロしながら

女の首を絞めながら、俺、泣きたいんだよ

からだはダンス、愛は心臓、望みは真昼の月のように透き通って

愛しい人 君の名前は何だっけ?


ああ、それとも、このまま、やってしまうのか・・・

「俺が地獄だ!」「俺が地獄だ!」


ホルマリンの抱く静寂(しじま)

深夜のアロアナ

生きることはとてもむつかしいね


あなた あなた


これはあなたへのあいのうたです



トラックバックURL

http://shisyw.blog81.fc2.com/tb.php/231-b76e4ea0

この記事へのトラックバック

この記事へのコメント

コメント投稿フォーム

Paging Navigation

Navigations, etc.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。