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小川信治展 ~干渉する世界~

小川信治 1959年~(山口出身) 現代美術家


空間認識の違和、時空倒錯をもたらすユニークな油彩・鉛筆画・映像作品。


・イエスのいない最後の晩餐。イエスしかいない最後の晩餐。ユダのいない最後の晩餐。

フェルメールの「牛乳を注ぐ女」に女がいない・・・等。西洋の伝統絵画を取り上げ、観客がその絵を知っているという前提のもと、その中から人物を消すことによって奇妙な不在空間が成立する。(WITHOUT YOUシリーズ)


・並列して立つピサの斜塔、アジェの写真を材料に対象物を一つ選び、もう一つ付け加えた作品など、(PERFECT WORLDシリーズ)現実はあらゆる角度から、あらゆる様相に存在することを提示する。

 

                           


・ヨーロッパの古城の壁にカメラがクローズアップする、アップに映し出される壁石、そうして再びカメラが引き風景が遠のくとその壁石を含んだ部屋の中へと空間は変化している。又再びカメラがクローズアップするという手法により数十枚の写真を繋ぎ合わせている。現実的空間認識の危ぶみを感じさせる作品。(チェーン・ワールド)

・女の子の輪の中にいる少年の写真。少年だけが写真の枠を超えて左へ移動する。次は少年を含んだ全く違う写真が左側に展開される。そうして写真を重ね合わせてゆくときに発生する消滅や出没により交錯する世界を提示する最新作品(モアレの風景)


作者は「私たちが信じて疑わないもの、普通だと確信しているものが既に異形のものへと変化し始めているという直観」を動機として作品を制作しているのだそう。


http://www.nmao.go.jp/   2006年9月30日(土)~ 12月24日(日) 中ノ島 国立国際美術館にて




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