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プラド美術館展

スペインの至宝を有する絵画の殿堂「プラド美術館」の重要なコレクションの一部が海を渡ってやってきた。

スペイン絵画は16、17世紀、スペイン王朝、ハプスブルク家・ブルボン家の繁栄と共に栄え、その衰退と共に近代絵画の幕開けとなった。

ティッチアーノ・ベラスケス・ルーベンス・ゴヤ・・・名だたる巨匠を中心にスペイン絵画史を展開する。

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ルネサンス後期、ベネチア派とマニエリスムの影響を受けたエル・グレコ。「十字架を抱くキリスト」など歪んだ絵画に素晴らしい表現が宿る。

フィリペ四世の肖像画を書いたことをきっかけに宮廷の主席画家となるベラスケス。絵画の中の絵画と称される「ラス・メニーナス」で知られる。全ての女官が動く瞬間を描いたこの作品は静と動、明と暗。様々な要素を内在する名作。

そして最後に宮廷画家として活躍し、晩年、聴力を失くしてからは鋭い批判性と暗黒の世界を抱えた絵を制作したゴヤ。劇的であり、美しい絵画を越えて醜く、悪魔的な絵画の迫真へといざなわれる。

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スペイン特有の台所の食器、食材等を中心として描かれる生物画(ボデコン)も生々しさやエロチシズム、静謐を称えた迫真があり興味深い。 

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有名なところではないが、罪の象徴であった娼婦が悔い改めて、天使に囲まれながら昇天するという「マグダラのマリア被昇天」が気に入った。はだけた両の乳房を抑えながら画布左上から毀れてくる白光の筆後に向かって天使の奏でる雅な音楽と共に、仰ぎ見るマリアの清清しい額が美しい。

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ちなみにプラドの代表的所蔵作品の中でも最高の宝、フラ・アンジェリコの「受胎告知」ベラスケスの「ラス・メニーナス」、ゴヤの「裸のマハ」「着衣のマハ」やボッシュの「快楽の園」などは今回、見られなかった。


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?????????????????????????????????????????????????????   ベルヴェデーレ、アンドレア 花卉

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