刺繍草紙

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墓地に植えたサフランに関する研究所

ウインドウズに浮かんでいるメディア・プレイヤーのアイコンをクリックして、青白い光を放つ画面が私を飲み込んだり食い尽くしたり、朧に浮かんで浮かび上がって溶けてゆく。画面の下にある再生ボタンの丸い円はカメレオンのようにレッドからグリーンへイエローからブルーへ移ってゆく。熱帯の、水槽の、宇宙の、光の、その丸い円の中に黒い二等辺三角形が右を鋭角として配置されている。三角にマウスを動かして指で軽く押すと画面は一際鮮やかな青を放ち、その音楽は響き始めた


(歌)
どこかで誰かが泣く声が聞こえるなら

幸せだと感じなさい

聴こえなくなったら、決してその声がなくなったわけじゃない

聴こえない自分を不幸だと思いなさい


青の光がくねったり、渦を巻いて、幾度も幾度も画面と言う液晶の虚空をやんわりなぜた。音の粒子が星の砂のせせらぎのように訪れる。あらゆることが茫漠としていて、世界は視力0,02で見た世界の様相である。

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