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デス電所 「夕景殺伐メロウ」

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尿や汚物、精液、勃起など排泄を思わせるスカトロ美学が随所登場する。あたしたち飼いならされた野獣ですとか、マイノリティーですがどうぞよろしく、とか妙に客に対して舞台上での傍若無人やサディズムが行き届いているところがなんともカッコいい。妙な命令形で若干いっちゃってますけども・・・みたいな自分勝手さに客の好奇心を促す。客を威圧しながら、好きにやってますし、乗ってやっちゃいましょうよ、みたいなノリのよさをアピール、シュールな表情でおかしなことをどんどん繰り広げ笑いを巻き起こす、クールビューティー!アナーキー!野獣!やらしく汚らしく・・・そんな演技や歌、記号的ダンス、パンチの効いたグルーブ感が客席の押し隠された興奮を誘う。

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音楽は生演奏。この舞台の成功のほぼ半分は俳優に、ほぼ半分は音楽にあるといっても過言ではない。舞台にぴったりとそぐってあり、録音もきちんとなされてある。

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物語自体はシンプルというかほとんど粗い。放火殺人やブログによる人格形成や共感の渇望といったミクシィ病の類、萌え、犯罪の連鎖などの最近巷でおきる事件を背景に作られてあるが、それ自体を結びつける核心への探求が浅いため物語への共感や感動はほとんどない・・というより逆に遠くなってしまっている。演出は近年の小劇場の様々な影響を感じさせる。言い方を変えれば二番煎じが多いが、叩きつけるような意表を突いた、または意図通りにガツンとやってくる構成とキッカケ、手持ちのカードを繰り出す手並みが鮮やか。



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