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SOLO フィリップ・デュクフレ

1972年、アルヴェール・ヴィル冬季オリンピックを演出し、現代コンテンポラリーダンス界を牽引する一人物であるフィリップデュクフレのソロ作品。オープニングはスクリーンの下から突き出された彼の足の動き。切り取られた身体、リズミカルなシルエットの伸縮、死角や部位をうまく使いながらビジュアルによる刺激を最大限に工夫する舞台を試みる。

踊るのは久しぶりという彼の体は長いブランクを感じさせず非常にしなやか、大阪弁で自己紹介をしたり、自分の家族の写真をスクリーンに映し出して紹介したり、彼の発想は伸びやかで素朴。ユニークという観点からすべての表現が出発している。ラストのアーティストトークで「お客さんも退屈せず、自分も退屈しないこと」が大切と話していたのも頷ける。


体の極小部分、例えば指先だけをアップしたり、体を何倍ものシルエットに見立てたり、鏡を並べたような効果、光や影の点滅と交錯、据え付けられたカメラのひきとアップ、拡大したり小さくなったりするスクリーン、緻密な映像作品と訓練された身体の的確な噛み合わせ、また違和感。拡大と縮小の効果を最大限に工夫しながら、ユーモアに溢れた万華的世界を展開。


ビジュアル効果という意味で非常に面白かったが、それ以上のものは見られなかった。一人であることの限界も感じられた。全体の構成バランスが悪く何度も睡魔が襲ったのが残念。奇抜な発想を客観的に捉えられる演出家としての仕事の方がよいのでは・・・と感じる。



http://www.cie-dca.com/

http://www.umegei.com/s2006/d-solo.html



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