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劇団自由派DNA 「祭区」

映像で映し出された海と空がゆっくりと旋回して空が海へ海が空へ転換していくオープニング。


祭を司る長であるジコ様と日陰の存在であるタコ(蛸)との関係性、漁師の親方(ジコ)と海の怪物(タコ)との関係性。その二つのストーリーが絡み合いながら、その相克を描いた作品。ジコ(自己)とタコ(他己)とのあり方、エゴイズムが増幅性を持つものであること、他者が克服すべきものでありまた同時に容認すべきものであること、他者が自分というものを創出させる根拠になること、恋愛にこける自己の喪失などをテーマに世界を描いている。


主題としている世界には現代性があり、春樹などの影響も感じられ親近感の持てる内容ではある。ただ表現として稚拙、いわゆる文学で言うところの行間、言い方を代えれば隠された官能性に乏しく、露骨すぎる。舞台技術も荒くて、一元的で凡庸、特に見所はない。時々見られる俳優の繊細な表現部分と作風のテーマ性のようなところをうまく合致させる突出させる演出法の思い切った転換が必要と感じた。


お世話になった方々の舞台でした。今後とも活躍をお祈りします。?ご招待ありがとうございました。


劇団自由派DNA公式サイト

http://dna.fc2web.com/





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