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イデビアンクルー

藤と福田のコンビがM1予選を一位突破したらしいという連絡が代表からあった。微妙に間を挟んでいるので真偽よく分からないが、本当ならすごい朗報だと思う。


白色テロルメンバーも忙しくて全集合が難しく、レトルトのメンバーに会えなくて寂しいが、新しいバンドに誘われて新たな仲間が出来ることになった。全員が10年選手のこだわり本格派志向でかなりたじろいでいる。ロックやジャズやR&Bやら色んな畑を渡り歩いて来たメンバーで、はじめから本格派志向など断念して際物路線を狙おうとする自分にとってはいい薬。アンサンブルを重んじて、ほんの機微なことも妥協がない。挫折していたところに更に挫折感を強める結果に陥ったわけだけれども、毒には毒をでいいかもしれない。演劇も音楽も本物に遠く及ばないことを思い知る。


ボーカルの女の子だけは才気ばしった天然肌だが、サポートするプレイヤーたちはとても謙虚で真面目。自分に厳しくて他人には寛容と配慮がある。久々によい人たちに合えたなという実感と共にそういう人柄が音に伝わる感じがとても今の人には珍しくていいとおもう。人柄に対してリスペクトできるという状況は何よりも変えがたいことだ。下手でもせめて心貧しい作品を作りたくない。


昔から変わり者なので疎外されることも珍しくなかったし、グループ心理や家族心理を学んだためか、心の良し悪しについては割と敏感に見てしまう、積極的な悪ではなくて隠された悪についてよく考えてしまう。まぁでもそんな時に思うことは小さい時好きだった若草物語の母が4姉妹に言った言葉「人の文句ばっかりいって、あんたたち自分のことは好きなの?」。小学生のときそれを読んで好きになれないような自分なら、誰かについてつべこべ言うのはやめようと思った。憎むべきはつい上下、損得でものを見てしまいそうになる弱い自身のことだ。


今週はビデオでピナの「カフェミュラー」を見る機会を得て、芸術劇場で「BATIK」と「イデビアンクルー」を見た。ピナは思ったように素晴らしかったけれども、「イデビアンクルー」が印象的だった。一見、旅館での一幕を踊りにした、際物でB級路線なのだが、立体的な舞台の使い方、能を思わす洗練の動線、所作、音楽一つとっても、演出家の辣腕と勉強ぶりが透けてみえてすごかった。The Forsythe Companyから安藤洋子がゲスト出演していて、彼女の動きが一際抜きん出ていたが、固有メンバーの馴染み方の方がいいと思った。変わりもの好きのベースのムッシュに是非見るように通達した後、メンバーの吉本から是非見るようにとメールが入ってきて流石のアンテナの張り方と優しさが嬉しい。


ところで文章を書くと落ち着く。いつの間にかブログで日記を書き、告白をネットに流すということで心理解釈がうわっつらになり、継いで本当の心理まで上っ面になるようなグーグル化脳になんとも言えないロボトミーを感じる。情報が膨大である故に浅い心理に陥らずにはおれない社会に存在することに拮抗すべきか否や。

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