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鳥 アルフレッド・ヒッコック 1963


トリフォーがヒッチコックにロングインタビューを敢行して「映画術」という本が出版されたように、ヌーヴェルバークの巨匠らから神とあがめられたサスペンス監督。中でも当時最新鋭の技術と工夫を取り入れて撮影された鳥は圧巻。原作をもとにサンフランシスコのゴールデンゲート・ブリッジが鳥に占拠されるという異様な状態は、なぜそうなるのかの説明もなく、説明がないがゆえにパニックが大きい。一羽のカモメが襲い掛かったのを先駆けに、雀の大群が、カラスの大群が・・・・剥製の鳥、本物、アニメーション、これらは巨大な予算をかけて撮影されている。撮影時ヒッチコックはディッピー・ヘドレンという女優の足を縛って、本物の鳥たちを彼女に向けて投げて襲わせ、半狂乱になる彼女の姿を撮っている。ちなみに女優は目の下に傷を負いその後入院したらしい。黒澤監督も三船に本物の矢を射掛けて撮ったと言われるが、本能的な恐怖のすざまじさは演技では難しいということだろうか。DVDにはどのようにしてヒッチコックがこの映画を撮ったかという詳しい解説が付いていて面白い。音楽はバーナード・ハーマンで本物の鳥と電子音を織り交ぜて引き裂くような鳥の鳴き声を作っている。
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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