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クリエイティブ・スパイラル企画

今作品は芸術創造館のプロデュースによる公演、マンスリーシアターの一つであり、もう一つはクリエイティブ・スパイラル企画という企画の一つでもある。楽園狂想曲のもとになった膨大な散文があり、その散文を三つの団体が表現手法を変えて取り組むというものだ。1つめは関西を代表し、国際的な活動を展開するパフォーマンス集団「銀幕遊学◎レプリカント」、もう一つは東京に拠点を移し、同じく海外でも活躍されている「BABY-Q」である。一つ目の「銀幕遊学◎レプリカント」は先月公演を終えたばかりである。


「銀幕遊学◎レプリカント」の月蝕人形編では散文の意図が鋭く汲み取られていたため、はっとして思わず泣いてしまう場面があった。悲劇を嘲笑するように描かれた散文、一方で泣きながら、一方ゲラゲラ笑い出しそうなアイロニーや・・ノイズ的な気分・・・恋人と死。多分、佐藤氏が私のプライベートをよく知っていたからというのもあるのかもしれないが、その視点の鋭さと表現する技術の高さには相変らず頭があがらない。演出の佐藤氏について、私は2年近くパフォーマーとして近くにいて、音楽も、身体もあらゆる局面で影響を受けたが、何よりも創作することの背後にもんどりうつような芸術の存在があることを教えてくれた。この戯曲のもとになった散文は佐藤氏に捧げたものだが、東野氏を含め表現者である我々の背後にある巨大な沈黙を、美を、死を、表現出来ればと思う。書くこと、創ること、それに我々を導く巨大な圧力について・・・月光一つというところだろうか




(散文抜粋)

倦怠について:::

椅子に凭れて、目を天井に向けて3遍しばたかせたら、助監督がカット!と叫び出して終了!といった物事ばかりだ。とある地球全体が陽だまりと化す木曜午後、国道一号線を東京方面へ向けて迷彩色の戦車がゆっくり走る。彼女と彼とが喫茶店の片隅でカフェオレフロートを飲んでいる。太陽が液体を含んだ脱脂綿のように膨れ上がって重たげで、湿ったしずくごと暑さを垂らしている。空にのびきって横たわり、酔っ払ってガタガタ震えながら走る雲に轍の跡をつけられるのもそのままに放置している。


銀幕遊学◎レプリカント 次回東京公演

http://zero-ist.com/news/

BABY-Q

http://www.baby-q.org/


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レトルト内閣 「楽園狂想曲」

特設サイトにてPV配信中。チケット好評発売中。

ご予約はこちらから

http://www.retoruto.com/rakuen/
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