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hmp 「dust」

基本的にあまり同世代の小劇場界の人々とはうまが合わず、わりと離れ小島気味・・・・「I am a Rock」な我が劇団。今回は劇団総動員で応援してくれた「必志組」さんに、兄弟劇団のような愛情が沸いてきて、こんなことははじめてです。というわけで今回の制作チーフを勤めていただいた季実子さんを拉致って飲みに行った。日本文学を修めているとのことで、話題はとりあえず日本の文学へ、戦後昭和中心に三島、太宰、漱石、芥川、とオーソドックスな面々を渡ったのち王道の春樹に行きつく。わりと文学少女基本路線なわけですが、でも三島なら「仮面の告白」「金閣寺」、太宰は「女生徒」、芥川は「藪の中」、春樹は「風の歌を聴け」と大道ながら、なかなかいいセンスの持ち主。ちなみにご研究分野は宮沢賢治


私といふ現象は仮定された有機交流電灯のひとつの青い照明です(なんといっても賢治といえば・・・「春と修羅」)


というわけですから、それでそんなに素敵なのですね。


ちなみに同世代といえば・・・・ということでご招待をいただいてながら、うっかり書き忘れていた劇団をここにきて思い出す、無礼千万な私。


「hmp」を観劇しにまいりました。ポーランド分割の歴史的意義や問題点を突くオリジナル作品。ちなみに「hmp」は過去2回も見に行っていて、1回目はカフカ、2回目は岸田理生というコアな作品をする劇団。同世代劇団はあんまり好きではなくて見に行かないけれども、ここはわりと敬意を払っている。以前から呼吸の使い方が面白いと感じていたので、昨年近畿大学の前衛演劇講座を受けに行った際、演出の方にこっそり「あの呼吸方法は何かベースとなるメソッドがあるのですか?」と聞いたのだが、その時は「俳優の訓練のためにやっているので、次回からはありません」とお答えになられて、本当に今回それがなかったので、わりと長期のスパンを見据えながら公演計画を立てておられるのだなぁと感心した。ちなみに西側諸国の問題や、分断のもたらす歪とか、それをどう捉えていくのかという視点はあまりにも普段の生活に縁遠く、何か意味のあると思われる様式やセリフや動きを解釈することに終始追われていく感じがあった。カントールとか顕著に影響が感じるところは、逆に疑問が残った。それでもビジュアルや聴覚的に訴えるところも多いので、思想上の理解が乏しくてもそこそこに楽しめる作品にはなっている。ところでハムレットマシーンプロジェクトのhmp、是非一度そのハムレットマシーンを見てみたい。是非、宣伝したいところですが、もうすでに終了・・・・また機会があれば行ってあげてください。



公式サイト

http://www.geocities.jp/hmp_director/

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