刺繍草紙

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考察ジブリ

三名です。週末ライブ、5月頭に文化祭、合間を縫って本公演とバタバタしてます。でも隙を見て、楽しみにしていた、クラークのライブに行っちゃいました。あまりにはしゃぎまわったため、途中でひどい足の痛みが。帰ると指から血が!負傷!でもクラークの、重厚な、インダストリアルな、クラブ音楽は圧巻でした!その前に出たOORUTAICHIさんも、ガンガン声を歪ませて歌う、パフォーマンスに、宇宙サウンド、祭囃子、騒音、いろいろなサンプルを重ねたクラブ音楽が楽しかった。

ところで週末のテロルライブは、ブラックジブリ社によって闇運営される運びになりました。え・・なんのこと?・・それはまぁ来ての楽しみに。

宮崎アニメについてですが、演劇をやっていると必ずジブリ好きと思われます。このレッテルが嫌で、特に好きではないというポジションを、常時確保していた私です。天邪鬼です。しかしここに来て、ジブリとはなんぞや、ということを、はたと考える時がやってきたわけです。

ところで私が考える、ジブリの特徴は以下です。
・「風」
宮崎アニメの一番の特徴は、風です。微風、強風、旋風。風にふくらむスカート、風に煽られる飛行船、頬を膨らまして吸い込む風。風はもたらして、突き動かして、奪い去っていくのです。風が通った後は、もはやもとの自分ではないのです。
・「浪漫」
浪漫というのは、男性だけの特権です。少年の憧憬と、頑固なこころ、向こう見ずな冒険心を混ぜ合わせた、女には理解できない、気持ちです。女は男の背中に、浪漫の存在を知るのです。孤独として。だけど宮崎アニメの浪漫は、女の子にも、共感出来る浪漫です。少女時代に持っていた好奇と、ドキドキが、混ざっているのです。だからジブリは特別なのです。
・「決意」
宮崎アニメの主人公たちは時々唇を固く結んで目を見開いてます。うつむいていたり、空を見てたり、まっすぐ前を見てたりします。そんな時折の無表情にドキっとします。その時、その目に映るのが自分であるような気がするんです。その時は浄瑠璃や能面みたいに自分が仮託されてしまうのです。そこに日本の感覚があるんです。

まぁ、上記の説明はライブのなんの参考にもなりません。
しまった!読んでしまった!という方、時間の無駄ついでに、白色テロルライブに遊びに来ると、なおよいでしょう。無駄を言い換えるなれば、人生における余白の趣、ですとも。

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「白色テロル」ライブ情報

次回「白色テロル」ライブ情報です。

日時 4月29日(日)
場所 千日前Tribe
open17:30start18:00(白色テロルの出番は20:30ごろです)

「不死ロックフェスティバル」

http://kaerudou.net/tribe/tribe.htm\1500+1ドリンク

出演 黒鉄ゾンビ/シリカゲル/Shinda Pannda with西原希蓉美/ボインランドリー/キャップライス/白色テロル

お世話になっている黒鉄ゾンビさんのイベントに出演させていただきます。
白色テロルは新曲2曲を含む全6曲フルコースです。

献立表「注文の多い句読点」
アペリティフ 『傷』   オルタナティブアラカルト
前菜     『カナリア』ボサノバ風味(黒色テロル乗っ取り歌唱)   
スープ    『ペリカン』メカニカルダンス添え
ソルベ    『雲雀の歌』シャンソンソース
ビヤンド   『告白』  ブルゴーニュ風スカサラダ添え
デザート   『夜汽車』 後味奇妙クリームブランデーソース 

↑ちょっとふざけてみただけです。三名のやることとおぼしめしてお気になさらず。

ちなみにたまたまご一緒に出演するシリゲカルさんの音源を聞いたのですけど、ポストロックというかアンヴィエントというか、エレクトロニカなところもあり、興味深いですね。

http://audioleaf.com/silica_gel/

他にも関西小劇場では最高峰の歌姫、西原希蓉美やら、もちろんパンクでノリ全開の黒鉄ゾンビさんもステキなパフォーマンスを見せてくれること間違いなしです。来てね。

予約はこちらから→hakusyoku@gmail.com

春よ来い

春ですね。帰り道の暗がりにふいに上を見たら花桜の天井でした。
貯水所の敷地からフェンスを越えて巨木桜の枝が空一杯に手を伸ばし、あたりの空を覆い隠しています。
一瞬、しーんとなります。夜桜は花と枝間に覗く闇がこわい、きれいですね。
春は髪の一本一本がぞわりとする季節です。


いやこらせ

NHKで「日曜美術館」というテレビ番組がやっています。
名の通り日曜日の20時から放映される美術・・主に絵画を紹介する番組です。

先週の「日曜美術館」は酒井抱一でした。

抱一は江戸時代の画家で武家の家に生まれながらに町民の文化を愛し、遊郭に入り浸って果ては
太鼓持ちみたいなことまでするに至ります。
太鼓持ちと言っても、尻をからげてやんややんやと囃し立てる調子よい芸人のイメージだけど、実際は芸者が来るまで場をもたせて高貴な客人の会話のお相手なんぞしなければいけなかったので、それなりの社会・文化教養や機転の良さがなくてはいけなかったようです・・。

とにかく抱一は太鼓持ちをしながら、俳句を詠み、画もたしなみました。
37歳で仔細あって出家し、そこから尾形光琳の画に出会い人生の転機を迎えます。
光琳の絵に深く感動した抱一は光淋を何枚も模写し、当時は廃れていた琳派を再興した画家と呼ばれるまでになりました。

晩年は自分なりの画風に戻り、綺羅ながらも、庶民的で愛嬌があり、
一茶の俳句のような
ひきがえる 負けるな一茶 ここにあり
かえるの子 そこのけそこのけ おうまが通る
・・のように、小動物や植物を見つめた暖かい目線の作品を描いてます。

私は抱一をひょんなことで知り、以降わりあい好きな画家ですので番組を興味深く観ました。

ところでこれは話の前置きとしてその「日曜美術館」にゲストで出演していた坂東玉三郎さん・・
芸を極めていくことについて、こんな趣意のコメントしていました。

必死で稽古し、人並みならぬ苦労、努力をして、それでも舞台ではそれをさもなんともないことのように、まるで遊んでいるかのようにちょいちょいとやるんです。

あー、怖ろしい境地ですね…私なんぞは毎々の舞台を武者修行のように鬼の形相で、又はおろおろしながらやっておりますが・・・くわばらくわばら。

ところで話はぶっとびますが、「金色夜叉オルタナティブ」のためにやくざものを研究しているのですが
面白いものを発見しました。勝新太郎が歌う河内音頭♪

私は和歌山の出身ですが、夏の盆踊りには必ずこの曲がレパートリーに加わってましたよ。
「あ、いやこらせ~、どっこいせ」って合いの手を入れたものです。
そういえば「河内カルメン」という粋な映画もありましたね。
大阪内でも河内もの、船場ものは一度やってみたいです。









悪い影

逃れたいものってあるでしょうか?
私は最近、「軽蔑」から逃れたいと思ってます。
軽蔑ってのは・・・とにかく私は軽蔑のことばかり考えてます。
軽視とも侮蔑とも違う、もっと鉛の羽のような軽さで、柔らかいナイフみたいな感情の「軽蔑」。
軽視は耐えられます、それはよくあること、日常茶飯事です。
侮蔑は多分に醜さが含まれている短絡的な感情です。
だけど軽蔑はちょっと違います。それはちょっと引っ張れば千切れてしまう糸ほどに繊細で、
手が切れてしまう真白いペーパーのように、鋭く、無機質で無色です。
そのことが頭を過ぎりすぎるあまり私はそもそも誰にも会いたくないほどです。
軽蔑されることも軽蔑することも考えます。
友達の表情から、男の仕草から、同僚の挨拶から、後輩の沈黙から、自分顔の口角に広がる笑いの中から
それらはいたるところにちらちらと現れては消えます。
とにかくもうここ1ヶ月以上は考え続けているのです。考えを深めるのではなくて、時折脳裏に過ぎる
鉛の影のようにそのことを思っています。

本屋に行くと春樹の1Q84の文庫本が発売されていました。心待ちにしていたので、買って読んでいるのですが
ページを繰ると、その悪い影のことをちゃんと含めて書いてくれているという気がします。
春樹の本が偉大な文学であるかどうかは分からないけれど、乾いた部分に水をやってくれるような気持ちになります。

ちなみに私が「軽蔑」のことを考える時、いつもゴダールのこの映画「軽蔑」が浮かびます。
あるとき、男のふとした振る舞いで女の気持ちは離れ、男を軽蔑するのです。美しい映画です。




9の字型

昨日は春の嵐がすざまじくて花も散れば、看板が舞う、ビニール袋が空の点になって、人が9の字型になって歩いてました。これが過ぎればいよいよ春がやってきますね。

春が来たらお花見とテロルのライブです。
4月29日は「不死ロックフェスティバル」へテロルを見に行きましょう。
新曲を2曲もやることになりました。
去年の「猿とドレス」のオープニングで歌った「雲雀の歌」と
プロデュース作品「傷」の主題歌でもあり、次の金色夜叉でもリメイクする「傷」という曲です。
楽しみに。
ちなみに「傷」は数年前湾岸線を車で行くときに工場地帯のもくもくと吐き出す煙の群れを見て
思い浮かんだ曲です。当初の歌詞は
「海岸通り 私は一人で奔った
 吹きすさぶ海港 エトラゼ」
でした・・・。なんのこっちゃ・・・な歌詞ですね。
マイケル・ナイマンみたいなアレンジしたかったのに、全然違う感じになりました。

「金色夜叉オルタナティブ」は豪華なゲスト陣で今から緊張します。
もしわたくしが失踪したらプレッシャーゆえと思し召しくださいませ。

http://www.retoruto.com/alternative/index.html

マイケル・ナイマン↓ピアノレッスンの音楽で有名なミニマル音楽家

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