刺繍草紙

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ダンス・ダンス・ダンス

三名が鬱になりまして…

だから…?

昔、宮崎葵に似てると言われたことが一度だけあります。だいぶ視力が悪かったんだと思います。
欝です。カミュの「異邦人」を読み返していたら、余計に癒されませんでした。
太陽が暑いんで、人を殺してしまいそうです。
こんなときに結婚したら楽になれると考えるのは女の浅はかさです。
明日から春樹を読み返そうと思います。春樹を読むといつも何か教えてもらえます。
誠実にやることとか、弱きに向かって走ることとか、何を守るかとか。

この公演を観にいって開幕数分で泣きました。
100年に一度の天才ダンサーと言われている、ギエムの踊りです。








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負けるが勝ち

雨にも負けて 風にも負ける
雪にも夏の暑さにもへばる
なまくらなめこなからだを持って
慾はたくさん
ちょくちょくイラっとし
いつもにやっと笑っていて気持ちが悪い

       三名刺繍

松本が外部出演させていただいているスター・ジャックスさんの舞台を観て来ました。
もともと時代劇好きですが、山本一力の「あかね空」と落語集を読んで以来、江戸ブームのわたくし、
昔やってきた遊郭ブーム、藤沢周平ブームも相俟って楽しく拝見しました。


ところでワタシの今の3大ブームは「江戸」「スターウォーズ」「なめこ育成」です。
特に「なめこ育成」が気になるところかと思いますが
アイフォンのアプリで、所謂きのこの菌を木に繁殖させてなめこを育てるという素朴な戯れゲームです。
この3大ブームから読み取れることは、自分はかなり一貫性に乏しい人間だということです。

反省しました。

※※※※※※※※※※※※※※

Theater Live 「鶴の怨返し」

日時 2012年1月7日(土)
   19時    OPEN
   19時30分  START
料金 1500円(+ドリンク500円)(前売り・当日共)
予約 hakusyoku@gmail.com
  ※お名前と枚数を記載の上メールください
会場 live Bar DⅢ(西中島南方)

※※※※※※※

林檎さんと歌舞伎のコラボ









鶴の怨返し

三名です。

何をおいてもダラダラするのが好きです。
つぎはウダウダするのも好きです。
やっぱりブツブツ言うのも最高です。

好きな時間は色々ありますが、白色テロルのメンバーで過ごす時間も好きです。
やはりダラダラとスタジオに入り、ウダウダああでもないこうでもないと揉め、ブツブツ言うのですけど。

1月にワンマンでやりたいと我侭を言ってやることになりました。
タイバンというバンドならではのスタイルも良いところがあるけれど、演劇に慣れている私としては時間を独り占めできたり、空間を占有できるというのは世界観を存分構築できるのは意味深い。シアターライブというスタイルを模索してから、30分の時間に限界を感じ始めていたので、時間をかけて面白いことをやりたいなとワクワクします。新年早々に新年を欺くようなとってもめでたいタイトルですが・・・


Theater Live 「鶴の怨返し」

日時 2012年1月7日(土)
   19時    OPEN
   19時30分  START
料金 1500円(+ドリンク500円)(前売り・当日共)
予約 hakusyoku@gmail.com 
  ※上記のメールアドレスにお名前と枚数を記載の上メールください
会場 live Bar DⅢ(西中島南方)


全然関係のない話ですがハロルド・ピンターを読み返してます。ハロルド・ピンターはイギリスのノーベル賞作家で、最近・・3年ほど前に他界されました。日本ではあまり有名ではないようで、かろうじて作家の人だったら分かるか…というレベルみたいです。いろんな人に彼の魅力を説明しようとするのですが、いまひとつうまく説明できない。というのも私もいまひとつ分からない。国内ではあまりやられていない彼の作品が見れるのかどうかYOU TUBEで検索したら結構出てきました…。最近のネット界はすごいなぁいまや検索網にひっかからないものなどあるのかな・・・。

これは私の想像する戯曲イメージに近かったので選んでみました。これを見てもらったら説明不要だ!




阪神電車で行こう!

こんにちは、三名です。名乗るのもおこがましいです。
次回から「こんにちは、○○です」。という出だしにしようかと思います。
皆さん、想像力を膨らませてこんにちはの次に来る○○に入る語句を選んでください。

こんにちは・・・
「沢庵です」
「ごっつぁんです」
「毎度です」
「有罪です」
「愛人です」

・・・・・。

それはそうと、甲子園球場に行きました。
行く道すがら友人からメールが「道中で必ずカンフーバットを購入するように」とのお達しが。

すり鉢状の観客用ベンチから眼下の芝を見下ろすと、ボールが小さい!
消化試合のためか球場はまばら。
私たちの後ろにはベイスターズ応援団がラッパを吹きまくっておりました。

友人は・・・人は意外な一面があるものです。彼女が阪神ファンとはその時まで知りませんでした。
育ちのよい敬虔な人柄と解釈していたのですが…

「ちょっと待てやー、今のアウトちゃうやろ!どこ見てんねん!」
・・・思わぬ猛虎隊!!

「わっしょい、わっしょい♪」
「Let's go マートン♪」
「かっとばせー」
など全て完璧な振りつきで踊り歌い叫び…
(まさか選手一人一人に振りつきの歌があるとは、今の今まで露知らず…
さすがは天下の国民スポーツ・・)

「あの人は何十年も毎日いらしてるポンポンおばさんですよ」
と詳しい・・・。
「ジェット風船の色どれにしますか?」
と準備万端…。

私たちが到着したのが2回表、その段階で1点を得点していたタイガーズでしたが、その後ベイスターズに2失点。
かろうじて何度か2塁に駒を進めたものの、ホームベースにたどりつくこともなく、負けてしまいました。

それでも阪神ファンは判官贔屓がいいところなのか、虎っ子は背中に哀愁、いつもやるせなくってよぉ、ってな感じで甲子園をすっかり満喫しました。


甲子園にはH列車、人生はA列車で?


作法の発見

白色テロルメンバーの新城ですが、女優もやっていて半年ほど前にA級Missing Linkという劇団に入ることになりました。新城はずっとA級Missing Linkに外部出演していたので今更入団したからといってとりたてて目新しいこともないのですが、メンバーになるというのは意味のあることですから、心を新たに観にいってきました。

この劇団、睡魔が襲う劇団として私の中で筆頭にあがっていました。いつも興味深い何かが立ち上がっていく段階で集中力が切れるという状態で、実を言うと通して観たことがありません。ところが今回は睡眠をいつもの倍ぐらいとった事前準備の万全さもあってか、全部楽しく拝見しました。新城も良かったし。

そしたらいろんなシーンのパーツが頭の中で適当に転がってくるんですけど、・・・・それを段々、好きな箇所に配置してみたりして、舞台が終わるころには簡易サクラダファミリアのような、ストーンヘンジのようななんだこれ?という不思議な建造物が脳内に建っていて、あ!噛み合った!出来た出来た!とうれしかったです。

何事にも楽しむのには作法みたいなものがあって、テレビのバライティーとかドラマだとかは既存の作法に乗っとって、「そうそう、あなたこことで笑うのよ。いつもそうでしょ」という感じで大変親切だけれども、演劇とかパフォーマンスとか芸術とか文学とかは自分で作法も見つけなければいけないことがあったりする。作法を見つけるというのは結構ロマンではあるけれども、自分の趣向を置いてみたりもして、ちょっと面倒だったりもする。今回のように発見するとちょっとポイントがあがったような楽しさがある。

ところでちょっと話はずれますが、妙に物分りが良くなるとと自分で自分が心配になったりしませんか?バリバリの若者とか尖ったアーティストとか生涯ロッカーは、アンケート用紙にでかでか「NOOOOOOOOOOOOOOOO!」と書けばよろしいのだけれども、どの境界線にもいまいち進入できず、お麩みたいな境界線の中をさまよっているような時は、不安です。まぁ、その中に漂ってみるのが一興ということにしてますが。


一番怖い人

ご想像通り、今日も三名です。

吉本、上田、尾崎とわたくし。レトルト内閣の出色メンバー4人で京都に「キュピキュピ」を観にいきました。
本当はこの出色メンバーの中に含まれていなかった三名ですが、「まるで仲良し」といった顔をして
河原町のバス停に立ち、あたかも先だって約束を交わしていたかのような、何食わぬ顔をして紛れてきました。
遅れてやってきた新人の上田は私の姿をみて一言。「一番怖い人が立ってる・・・」


というわけで白川の京都造形大、春秋座に行き、その後、美大生ごっこをしてキャンパスをうろつき、構内を出て通り沿いを名物書店「ガケ書房」まで歩き京都の秋を満喫しました。ところで相変わらず京都人の粋な気風はなんなんでしょうね。若い人でも藍など染めのものを身につけたり、真っ赤なベレー帽をかぶった女性が喫茶店で珈琲カップを傾けたりだとか、素敵なサスペンダーの男性たちが議論に花を咲かせているだだとか…。

あとモール式の大型店でも、町の小さな店でも、細長いところや三角のスペースがあったりして、京都は狭いからこそ空間の使い方がなんとも乙。京都の人はいまだに和のこころがあります。水を打った細い路地を行き、敷居をまたいで、小さな引き戸で頭をくぐらせて部屋に入り、小さな小窓で庭にある石ころやら植え込みを眺めてはそこにおおきな宇宙を発見するといったこころが。

ところで懐古しながらにして前衛をも走る京都芸術。キュピキュピではなんと3Dメガネを手渡されました。演劇で初の三次元立体映像を体感するにあたり、来る来るとは思っていたが、ついに時代の波がやってきていることを感じ、怖れをなしたわたくしです。

劇的なもの

久々にたまる仕事以外はゆっくりの土曜日がやって来ました。すかさず演劇状況をリサーチし、京都国際舞台芸術祭に参加していた「地点」を観にいってきました。演目はチェーホフの「かもめ」。

以前、「地点」を観劇したとき、公演中高度に保たれる緊張感、海外演劇の先端をゆく演出、高い演技力を持つ俳優…全てが衝撃すぎて忘れられませんでした。あれから色々なシーンが脳内でリフレインされ、三浦さんの本まで購入し、演劇の意味など今更問いただし、チェーホフについても理解を深め、多く影響を受けました。チェーホフがあまり理解できなかった私ですが「地点」を観てはじめて、チェーホフというのは「内側の戦争」と「外側の平穏」を描いているのかもしれないとハッと思いました。

そんな衝撃を持って今作の「かもめ」を観にいったところ…ところが正直緊張の糸は何度も切れ、時折睡魔が襲い、「かもめ」の解釈についてもいまひとつ理解もできぬまま、終演のパラパラとした拍手を迎えました。俳優は相変わらず非常に高い演技力・・・繊細で強い身体とか、際立つことなく小さな声で客席の端まで明瞭に台詞を届けるだとか・・・本当にため息が出るほどの演技…だったけれども多分、簡易な照明だとか、省エネな舞台だとか、それに比べ広く舞台を使う演出で拡散が目立ったとか、長い・・とか色々理由は分析できるけれども単純に残念!

ところで・・それでも私はまた「地点」を観にいくであろうことは間違いない。先日「柿食う客」を観た時も残念に思ったが、それでもまた私は観にいくと思う。一度、劇的な体験をすると簡単には忘れられないようだ。ほどよく良かった舞台は、その時はもう一度行きたいと思っても、いざ次回公演が来るとめんどくさくて終わってしまう。そうすると自分の観劇を支えてるのは「劇的」なものということに他ならない。いつも「劇的」なもの「未知」のものを探して劇場にやってくるのだ。

…地点を酷評したように思われるかもしれないけれど、ハッとする瞬間は何度か訪れ、高いセンスや幾つかの冒険が全体を支えていたことは間違いないので興味があるという方は是非。

ビバ・数学的事務処理能力!

ついに---!この日がやって来ました。テンション・ハイです。
実はレトルト内閣の助成金申請作業メンバーに選ばれたのです。レトルト内閣の並み居るエリートメンバーを差し置いてこの私が!思えば、精算作業も予算組みも、助成金も、代表の「出来る人間がやった方がはやい」という明確な指針のもと出来ない人間筆頭、三名刺繍はいつも選ばれていなかった訳です。

でも今回は「あなたは要らないから」の一言に食い下がり、なんとかねじ込んでいただいた訳です!いやぁ、思えば優秀企業人川内とこみたおを筆頭に形成されるエキスパート部隊、処理能力髄一の藤京子に、理論武装の奥野、弁舌爽やか成績優秀の福田、正確迅速の松本、本棚を論文で埋める男吉本、成績表には優しか載らないという上島・・・こんな優秀人材の中を引き離し、いつもはずれ馬の三名がついに!

ああ、今までの人生で苦労した甲斐があった。数独パズルを楽しむほど、数学が得意の父に「こんな出来ない奴はわしの子じゃない。みかん箱につめられて紀ノ川に流れていたのを拾ったのだ。」と言われた子供時代。数字嫌いを克服させようと行かされた算盤教室で先生のセクハラにあい、更なるトラウマになった小学時代。英語95、国語90など素敵な数字が並ぶ中、数学のテストに大きな赤丸ひとつを発見した中学時代。センター入試で脳みそを動かさず只管鉛筆を転がしていた高校時代。

簿記の三級もとれなかったわたし。センター入試数学7点だったわたし。竹中平蔵の公演を聞きに行って、彼の口から数字が出るたびにため息をついたわたし。松本雄吉・西田シャトナー・天野天街…数字的演出家に平身低頭するわたし。新聞の株価欄を2秒以上注視できないわたし。家計簿を何回も断念するわたし。割りかんをスムーズに算出できないわたし。

でもいまや、わたしはレトルト内閣精算作業部隊の一員なのだ!今こそ、私が誰よりはやくテンキーを叩き、電卓とフレンドリーな関係であり、貸借対照表もうろっと読めることを知らしめる時が来たのだ!今後は私をレトルト内閣の演出家、作家・作曲家など呼ぶのはやめてもらいたい。生まれ変わりました。名詞の肩書きは「レトルト内閣 フィナンシャル部 部長」でお願いします。


今日からアインシュタインと添い寝し、マルクスと15時のお茶を飲むでしょう。世界はむてきです。えんしゅうりつにじょうさんじょうぱいあーるるーとえっくすげんかりつかりかたかしかたあんぶんけいさんたすところのぴたごらすのていりそいんすうぶんかいかくりつわりざんたしざんはんぴれいせいひれい・・・・・

猿の惑星

今日も瀬戸の汐揚げ(煎餅)を喰っている三名です。ダイエットをしようと決めています。いつの日か戦いの火蓋は切って落とされるはずです。ええ、いつの皮下脂肪。・・人間が詰まらなくてすみません。

今週も岐阜の友人宅に行きました。友人が映画を観ようというので、岐阜のおおきなイオンモールに鎮座するTOHOシネマズに行き「猿の惑星」を観ました。ハリウッド映画というのは楽しいといえば楽しく、退屈といえば退屈なのですが、水戸黄門みたいな判を押した型があってそれに期待通りだとやっぱり嬉しいもんです。

郊外のシーンを車で走り、予期せぬアクシデントの前兆として短いカット割のオープニング、数字や単語が散りばめられたシーン構成でコンフューズの前触れを感じさせる。そのうちトラブルが起こり、ハンサムな主人公が巻き込まれる。でもトラブル中に吊橋効果よろしく男前の主人公は美しく生意気でグラマーな女優と恋仲になる。ラストに近づくとガラスが豪快に何枚も割れて画面いっぱい飛び出てくる。バスが道路に横転し車がぶつかり合い、交通渋滞が巻き起こる。建物か車が豪快に爆発して画面が炎に包まれる。「猿の惑星」もそんなハリウッドらしい映画でした。さすがハリウッド、というシーン展開であるものの、でもやっぱり旧作の「猿の惑星」がらしからぬ奇抜なセンスだったような。

ところで今週は「潜水服は蝶の夢を見る」という映画も観た。これはELLEの編集長をやっていた伊達男が、突然ロックインシンドロームという全身が麻痺し神経が働くなる病気にかかったという映画である。彼は発病後、唯一動かせることが出来た左目を使って、左目の瞬きだけえコミュニケーションし、一冊の自叙伝を書き上げるというストーリーだ。

左目だけで見ている世界を表現したカメラワークや編集が抜群で、気の利いたエピソードにちょっとしたユーモアが混ざったシナリオも良く、俳優の演技も素晴らしかった。何度も唾を飲んで見入ってしまいました。

本編とは関係ないのだけれどその「潜水服は蝶の夢を見る」で出てきたいくつかのエピソードのうち、一つが心に残ったのがありました。以前飛行機がハイジャックされ2年間光の通らない独房に入れられていた男の話です。彼は主人公のお見舞いに来ると彼を励ますように「わたしの経験があなたの状況に役立つと思いまして・・・」と話はじめ、「私はワインが好きでね、2年間、独房の光も音もない暗闇でひたすらワインの銘柄を口にしていた」。それ故、彼は自分が気が狂わずにすんだと言うのだ。

それを聞いて、私だったら何を口にするだろうと考えた。ワインの銘柄だったら片手指で終わってしまう…。そうだ、私だったら今まで観た映画の名前を言っていこう。

「昼顔」「散りゆく花」「汚れた血」「時計じかけのオレンジ」「ピアノレッスン」「アデルの恋の物語」「乱」
「夢」「欲望の翼」「母なる証明」「バッファロー66」「キッズリターン」「禁じられた遊び」「コックと泥棒、その妻と愛人」「女が階段を上る時」「曽根崎心中」「欲望という名の電車」「カオス・シチリア物語」「髪結いの亭主」「蜘蛛巣城」「疾走」「家族ゲーム」「博士はいかにして・・・・・うーん・・・すでに醤油小皿の記憶力では思い出せない。


笑う門には

笑う門には三名来たり!うざい。

蛍光灯がパチパチしています。ポルターガイスト?いえ、不精故です。
我が家の蛍光灯を換えてくれる心優しい方、もしくは変人募集中です。

久々に活字ブームがやってきました。
姜 尚中、田口ランディ、貴志祐介、山本文緒、西村京太郎…脈絡もなく雑多なものを渡っています。
そういえば、この間イベントで突劇金魚のサリングに会ったのです。
そしたらふっと川上未映子を思い出したもので、なんでだろうと思ったら、口語の語り口調とか句読点の不意打ちとかが似てるような・・・
それで昨日会ったとき、無理やり私が古本屋で買ったたった100円の美映子をサリングに押し付けてきました。

本はいいですね。切符より安く、トランクより軽く、どこへでも行けます故。


笑いの大学

いつも歩けば棒にあたる。三名です。
ライブを企てているテロルの台本に苦戦してます。
折鶴に憧憬を持つわたくしですが、芝居の原点に立ち返り大大先輩の「夕鶴」を三文風にしようか・・・というかなり不届きなことを考えています。

そんな私ですが、野田秀樹の「半神」と三谷幸喜の「笑いの大学」の舞台映像を2本まとめて見るというへヴィーなことをしてみました。さすがは演劇の神様と喜劇の神様・・・しかしこの二つをまとめてエンジョイする自分の複雑な心境ったら・・・。

「半神」のほうは複雑で、劇構造も当時にして斬新で、思想、歴史、数学、心理、社会、いろいろな問題を渡り歩く大作でさすが野田秀樹という感じなのですが・・・「笑いの大学」も劇作家、三谷の魂が感じられる作品でした。俳優、近藤芳正が劇中でこんな台詞を言ってました。「確かに人間を描く芝居もあります。しかしうちは喜劇です。笑って欲しいんです。沢山、笑って欲しいそれだけなんです。」そういえば、三谷さんの舞台ってふっと涙を誘うところがいつもあるんですよね。それを喜劇と呼ぶのかもしれません。


紹介映像見つけました↓



ここは長安

馬鹿者どもが夢のあと…三名です。レトルト内閣の一部メンバーで岐阜に行ってきました。

実は大学時代の後輩が詩吟界の家元なんです。
それで流派の40周年を祝賀する吟舞道大会に応援に行ったわけです。
詩吟というと芸能分野でも普段は縁遠い分野ですが、後輩のご縁あって何度か触れる機会があります。
主に漢詩を、時には日本の古い詩などを吟じながら、それにあわせて舞を舞ったりもするわけです。
舞台に朗々とした吟が染み入り、舞扇が胡蝶のようにひらひらする様は、着物や羽織袴などの衣装にあいまって、美しい空間を現出します。

私たちは長安の詩人たちをテーマにした詩を幾つか集めて一つの作品にした構成吟の幕間に演劇を挿入するということをやりました。「猿とドレス」があまりにも余裕のない公演だったので、色々な作業をほったらかしにしておりましたが、終演後、ようやくお借りしていた楊貴妃に関する文庫を手にし、唐の時代や李白や杜甫といった詩人を調べ、いただいていた構成台本を潤色しました。ついでに中国音階を調べながら長安の都の曲を作りました。

久々に舞扇を手にしてひとさしだけ舞いに加わりましたが、あまりの覚えの悪さに藤と初夏に怒られる始末で大変!前日の夜、ひたすらホテルで皆がすやすやする中、私とよしもとともしよだけが脳みそをしかりつけながら、舞と台詞に奮闘しておりました。旅行気分の初夏は先輩があっさり寝てしまったことにすっかり興ざめた感じでふくれながら布団に入っておりました。そういう所は初夏も若くて可愛らしいものです。

当日は卒業後、別の道に進んで俳優修行をしている岸本ちゃんが東京から駆けつけ、相変わらずの華、久々の舞台は感無量でした。私たちはおじいさんおばあさん仕様の、普段の3倍ぐらいスローな演技で演じ、福田が確実な演技で会場の笑いをかっさらっておりました。吉本が名演技で李白、川内が渋めの仲麻呂、藤が華やかな衣装で李白の妹、福田が杜甫、初夏が赤色金糸の衣装で鮮やかな楊貴妃、岸本ちゃんが玄宗皇帝、そして福田の古い仲間である野島さんが高力士の役をやりました。

家元である後輩の西脇関風は3代目にあたるのですが、亡くなった祖父の流祖、父である2代目の芸を背負い、脈々と続いていくことの重さに梨園世界を観るようで目頭が熱くなりました。

なんかぼや~とした三詩人・・・左から仲麻呂、杜甫、李白(川内・福田・吉本)人生とともにブレてる。
三詩人


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