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「文明の獣」チケット発売

放置しすぎのブログにカビが生えてしまうのではないかと案じて。怖すぎて過去のポストはすべて見ない予定の三名です。突然の春のツクシのようにひょっこり、この投稿が芽吹いたのもなんということもなく、宣伝シーズンがやってきたからです。

冬にやるはずだった色々なことが突然のトラブルで消えたりして、こうして作品づくりに関わるのも久々と思うと、背筋が伸びたところに重しがかかって、ずしんと地面に倒れたところで、ふわりと舞い上がるといった様子で落ち着くことがありません。

本作は「文明ノ獣」というタイトルですが、文明と獣というのは,相反するもの、いわゆる進化退化みたいなものをイメージしています。文明というのは突き進んでいくもの、華々しく発展するもの、一方で獣というのは性(さが)とか業(ごう)という、人という動物の根っこのようなもの。今年は戦後70年にあたり、連日新聞テレビではそのニュースが紙面や画面をにぎわしてますが、本作も父や母、祖父や祖母の生きた時代を振り返りながら、いつの時代も変わらない文明ノ獣を描きます。

文明ノ獣ビジュアルB_軽量データ

「文明ノ獣」 今週末4月11日(土)チケット発売開始
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劇団レトルト内閣 第23回本公演『文明ノ獣』
4月11日(土)チケット発売開始!!
▽特設サイト▽
http://www.retoruto.com/bunmei/

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私たちは獣だった
高度成長という檻の中で咆哮していた―
戦後70年を駆ける、獣の宿命を負った双子の数奇な運命。

■■公演日時
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2015年6月5日(金)~7日(日) 全5回公演
6月5日(金) 19:30 
6月6日(土) 15:00★/19:00★ 
6月7日(日) 13:00/16:00☆
★の回はアフターイベント『安定志向の新ネタ披露』開催
☆の回はアフターイベント『リーマン俳優こみたおのリーマン講座』開催


■■一足はやく『文明ノ獣』みどころ紹介!
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★初進出、アート館
憧れのあべのハルカス8階、近鉄アート館初進出。
いまのレトルト内閣、そのすべてをつめこみ臨みます!

★豪華ゲスト陣! 藤京子復帰!!
念願叶って初出演、遠坂百合子さん!青木道弘さん!
ラブコールにこたえて2回目登場、うえだひろしさん!
ほぼレギュラー、佐々木ヤス子さんに加え、フレッシュな面々もたくさん。
そして副座長・藤京子が産休から復帰。
福田恵も大喜び、3年ぶりにのレトルト内閣本編で安定志向揃い踏みです。

★今回もやるよ!アフターイベント
6/6(土)のアフターイベントでは、
安定志向が新ネタお披露目!
M-1復活に向けて燃えている安定志向、無事新ネタをお届けできるか!?
6/7(日)16時の回のアフターイベントでは、
リーマン俳優こみたおが、明日役立つリーマンスキルを大公開。
すべての中間管理職に捧ぐ、板挟みのバラッド!


■■チケット 2015年4月11日(土)発売開始
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▼前売り3,300円 ▼当日3,800円 全席指定/税込

※劇団ホームページで4月11日(土)午前0時から受付開始
(PC・スマホ) http://www.retoruto.com/bunmei/ticket.html
(携帯) http://www.retoruto.com/mobile/

三名刺繍扱いのチケットはこちらから↓
http://ticket.corich.jp/apply/63450/002/

■■その他チケット取り扱い
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・チケットぴあ 0570-02-9999 (Pコード=443-001)
・イープラス http://eplus.jp (PC・携帯共通)
・近鉄アート館チケットセンター 0570-023-300(10:00~18:00)
・劇団E-MAIL予約 mail@retoruto.com
・劇団電話予約 050-5884-7657(9:00~23:00)



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お知らせ

長らくブログを放置していたら、何人か心配して下さる人もいて
「お前は生きてるのか?死んでいるのか?」・・
忘れなければ生きられぬという残酷な人間社会において、このように言ってもらえるだけでもありがたいことと、しんみり。

どちらかというと生活無能者というか、緩慢さに支配されているようなところがあり、(この「多分」「どちらかというと」「およそ」なんて言葉を使うことが恐らくその性格をあらわしているのだろうけど)、一度投げ出すとどうも「嫌気が差す」といった状態に陥る自堕落具合で放置している次第。まぁ、そのような状態において、躁の時は逆にビジネスマインドを発揮し、睡眠を削って働くのであるが、ひとたび欝がちになると、引きこもりたいという希望が先んじるありさまではある。この度、お声がけしてくださる方があり、この週末に二つの作品に顔を出させて頂くことになったのでお知らせさせて下さい。そしてよろしければ、顔を見に来て下さい。

○演目:狂言「因幡堂」、ワークショップ、対談
11月24日(月) 14:00~15:00
出演:増田浩紀 鈴木実
場所:暮らしの今昔館
https://www.facebook.com/events/931141176916069/?ref_dashboard_filter=upcoming
※狂言師である増田さんは「金色夜叉オルタナティブ」の公演を観に来てくださって以来の付き合いで、小劇場なんてサブカルエリアを行き来する身としては、「秘すれば花」の古典芸能の方と知り合うのはなかなかにエキセントリックな体験であり、密かな憧れや怖れも抱いております。そんなフィールドにゲストとして呼んで頂けるのはとても嬉しいです。具体的に何をするのかというとわずかに喋るだけのようですが、まぁ薄氷の知識で何か言いますので、「面白そう」と嗅ぎつけた方は顔を見せて下さい。


○メイドたちの接吻
構成・演出・作曲
佐藤香聲
◎outline
ある邸宅で、メイドたちが、夜ごと繰り広げる「奥様ごっこ」
盗むようにエロティックで、密やかにスキャンダラスな
「不完全密室犯罪劇」!
◎performers
佐藤みか / せんのさくら / 山田麻結
◎date
2014年
11月23日(日)
start 17:30 / 20:30
  24日(月・祝)
start 17:30
◎venu
KCVインフォメーションセンター
「ク・ビレ邸」
559-0011
大阪市住之江区北加賀屋2-8-8
大阪市営地下鉄・四ツ橋線「北加賀屋」駅下車。4号出口から徒歩1分。
◎admission fee
前 売:2,000円
当 日:2,500円
※前売、当日とも1ドリンクつき
◎site
ク・ビレ邸の秘かな愉しみ
http://quvillezthe.wordpress.com/
(PCまたはスマホ推奨)
※もう一作品は日頃から師匠とお呼びしている佐藤作品のアフタートークに出ます。二日間のうち、いずれかに登場する予定ですので、いらして下さい。私でない日は劇評論家の広瀬泰弘氏ですので充実した話が聞けることは間違いなしです。

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マジックステージ106

研究と遊興の一心で北新地のマジックバー「マジックステージ106」に行ってきました。
『酔筆奇術偏狂記』のチラシを置いてもらおうとしたら、オーナーのルビー天禄さんが「天耕さん、知ってますよ。若い頃はお世話になりました」と言って下さいました。ルビー天禄さんはお若い時に祖父の招きで和歌山に行って、マジックを披露したとか。また、祖父を知ってる人に会えて感激しました。

ショーはテーブルマジックを何本か見せてくれた後、ステージマジックへ展開。イリュージョンの道具ものや鳩、トランプ、ハンカチ、コイン、チャイナリングからメンタリスムまで色々趣向が凝らされ楽しかったです。上手なマジシャンの手の動きは綺麗で見飽きることはありませんね。中でも音楽を決めてから奇術を考案するという私とよく似たタイプ(恐れ入ります)のルビー天禄さんが演出した、サザンオールスターズに乗せて爆音で展開するマニピレーションの妙にはロックオンされました。

プロフェッショナルの奇術は到底真似できるものではなく、再び演出をどうしたものか悩みます。マジックの本質が何なのか更に煩悶するものの、想像外に楽しい時間。今まで俄然、テーブルマジック派だと思っていましたが、サロン、ステージとっても惹かれました。やはり舞台の人間ですね。噺家然とした味のあるトークといい、タランティーノ的(敢えて言うけど)ダサカッコイイミキシングがこそばゆいアレンジといい、上品な笑いも感じが良く、「マジックステージ106」に行ったら楽しめること請け合いです。


スカッと

自分のことを詰まらない人間だなと常々思ってはいたけれど、人から言われるとまさにああ、そうだ私は詰まらない人間だったのだということに合点がいって驚く。人はなるべく自分のことは特別だと考えたいものである。こうして演劇やら音楽をやっているけれども、裏を返せば休日やアフターファイブに何をしていいのか分からない、まったくもって面白くもない人間の標本だ。

しかしながら、詰まらない人間だからといって生を返上せねばならぬほどの決意も持てず、生存権がなくなるわけでなし、こうして詰まらぬままなんとかあがいても生きてゆかねばいかないということを突き詰めると、息の詰まる虚しさ。申し訳ないのがこうして周囲も窒息させていくことで、人の日照権を奪って生きているような悲しい気持ちになる。

マジックものということで「晴天の霹靂」を見に行ったら、今では売れっ子の劇団ひとりの脚本が、詰まらない人間にスポットが当てられたものだった。主人公の売れないマジシャンのは部屋中ゴミだらけ。コンビニで買い物した弁当やラーメン容器、エトセトラ。買い物に行けば半額シールの貼られた惣菜を買ってしまう。売れている後輩がやってきた時はつい小さな見栄をはるあたりがいかにも小物。そんな彼が生まれる前にタイムスリップして、自分の母が自分を産んでくれた光景を目の当たりにして生きる意味を見出すという簡単なストーリーだったけれど、もちろんひねくれものの私はいかにもな音楽を鳴らしてお涙頂戴の感動シーンでは全然泣かないが、公園で主人公が半額で買ってきたホットドックのソーセージをボトッと地面に落として、それを公園の水道で洗い流して食べようとするところで心を打ち砕かれ、かなり涙腺が緩んだ。そして感心したのはもちろん今は売れている劇団ひとりのルーツがそんな詰まらなさにあるということと、それを隠さないでバイタリティーにして映画をつくったということだ。そういう意味では同じ芸人監督とビートたけしや松本人志を彷彿とさせ、芸人というのは血を吐くほど練習すると噂されるだけあってなかなかすごいものだと思う。私なんて自分のつまらなさが恥ずかしくてたまらないので、なるべくそれを隠したいものだが、それを隠さないで強みにする強さはもはや詰まらなさからはるかに乖離して偉大だ。

マジックの映画といえば「イリュージョニスト」というアニメーション映画も取るに足らないマジシャンを描いている。詩情たっぷりな味のあるイラストで描かれる高次のアートシネマではあるけれども、売れないマジシャンのつまらない人生にスポットをあてているという点ではなんともいえない悲しさがある。しかも特に最後に救いもない。ラストに救いがないというのは私の大好きなパターンであるので、私はその意味でも「イリュージョニスト」と評価しているが、現実と考えれば過酷なものだ。

同じマジック映画でも「プレステージ」や「グランド・イリュージョン」「奇術師フーディーニ」なんてのは華々しい。私はあの「メメント」のクリストファー・ノーラン監督ということで「プレステージ」に最もマジックの蠱惑を表現した作品として拍手を送りたい。まぁ、単に趣味かもしれないが、あのサイコ感にゾクゾクするのだ。

さて、私は詰まらなさについて語りたかったのだけれど、いつの間にかマジック映画の話になってしまった。まぁ、いいか。詰まらなさについて語っても詰まらない。

『酔筆奇術偏狂記』の特設サイトができたので見てみてください。レトルト内閣のWEBは作品よりもすごいと思う。

http://www.retoruto.com/suihitsu/index.html

あと、私がテキストを担当している作品『S/Mオペラ』のことは諸事情により特に公式HPには載っていないけれども、きちんと上演されるし、すばらしい作品なのでよかったらいらしてください。
http://shisyw.blog81.fc2.com/blog-entry-680.html

血が流れている

次作の『酔筆奇術偏狂記』というのは私の祖父が書いた本の名前だ。
フィクションも交えたかったのでまったく違う名前にしようかと思ったけれど、皆がいい名前だと言ってくれたので使わせてもらうことにした。生来から道楽気楽だった祖父(もっとも、それは葬式や法事などで私の耳にした親類縁者のごく狭い情報によるもので、祖父のことを調べるごとにもっと学者肌で細かいところのあった人ではないかと思う)は草場の陰から私の勝手を怒らないだろうと思っている。

ごく最近までこの本の存在は知らなかった。手品の技法について本を出したことは知っていたが、とても専門的な本だと聞いていた。叔母に頼んでその本を読んでみたいと頼んだら、次々と色々な本がでてきた。その中の一冊『酔筆奇術偏狂記』は奇術に関することが多くを占めているもののいわば自伝のような体裁をとっている。面白いので奇術やら、その時代やら、祖父が暮らした和歌山という土地やら色々と調べ始めたら自分のルーツに迫るようでまたとない体験だ。

私はずっとこうして演劇の端くれのようなことをやっているのは、「祖父の血だ」と言われていた。その意味について深く考えたことはなかったが、こうしてマジシャンとしての祖父の人生に触れると「ふんふん、なるほどなぁ・・」と合点のいく部分がある。現在の奇術家でも年配の方は祖父の名前を知ってくれていて「有名な方でしたよ」と言ってくれたりした。祖父や祖父をとりまく人々の人生を通じて、自分自身の生き方を考えるようになった。

なんとまあ、ずいぶん年寄りくさいことをするようになったものだ。

劇団レトルト内閣「酔筆 奇術偏狂記」チケット予約ページー三名刺繍専用ー
http://ticket.corich.jp/apply/55973/021/


酔筆 奇術偏狂記オモテ_WEB用軽量データ

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